2006年9月号
院長より

 
 
まだまだ日中は暑い日が続いておりますが、夜間は少しすごしやすくなってきました。しかし
このような気候の変わりやすい時期には、自律神経失調症状やカゼの患者さんが増える傾向に
あります。くれぐれもご自愛下さい。

  さて5年間務めていた小泉首相の任期がいよいよ終わろうとしています。彼は「国債発行を30兆円に
抑える」、「財政赤字を減らす」という公約を掲げていましたが、この5年間に、国の借金は、より増えて
しまいました。そして、「小泉劇場」と呼ばれ、紋切り型発言で世間を煙に巻き、「刺客」を用いて、郵政
を民営化し、民間を圧迫しました。そして、官僚、役人の関わる無駄に対しては、結局何にも出来な
かったし、中国、韓国との関係は悪化してしまいました。また、所得格差を拡大し、弱者切り捨て、経済
最優先の医療福祉政策を推し進め、世界に冠たる国民皆保険制度、地域医療を後退させた、とんでも
ない人物だと思うのですが、何故支持率が高いままなのが正直理解できません。次に総理大臣と
なり、我が国の舵取りをされる方には道を誤らず、医療制度を正しく方向転換し、安心して暮らすこと
の出来る世の中にして欲しいものです。

 当院に新しいスタッフが着任いたしました。精神保健福祉士という職種でその人らしく生きていくため
のお手伝いをするのがその仕事です。お困りのことがございましたら、是非お声をかけて、相談して
みて下さい。
 

医療制度改革の実施について

 
 高齢者負担増などを柱とした医療制度「改革」法案が今年の6月に成立しました。
今回は、その法案の成立に伴って、今までと比べて何が変わるのかを簡単に解説したいと思います。

@医療機関における自己負担割合が変わる方がいます。
 現役並みの所得のある70才以上の高齢者の方は、平成18年10月1日から今までの2割負担から
3割負担へと変わります。
 現役並みの所得とは、月収28万円以上(課税所得145万円以上)の人を指します。
 自己負担増に関わる制度改定は、今年10月から実施のものと平成20年4月からの実施のものと
2段階に分けられています。そのため、自己負担割合は以下のように変わります。
  


A高額療養費、高額医療費の自己負担限度額が変わります。
 1月あたりの自己負担限度額を定めた70才未満の人の高額療養費、70才以上の高齢者の人の
高額医療費がともに引き上げられます。
 高額療養費・・・72300円+1% →80100円+1%
 高額医療費・・・外来・個人 12000円 →据え置かれて12000円
      ・・・世帯 40200円 →44400円

 何か不明な点は職員までお尋ね下さい。
 

精神保健福祉士の紹介


  初めまして 精神保健福祉士(ソーシャルワーカー) です。この度、当院にソーシャルワーカーが
着任しました。

【ソーシャルワーカーって何する人?】
 患者さんひとり一人が、『自分らしく』生きていくため、生活していくためのお手伝いをすることが
ソーシャルワーカーの仕事です。
 具体的には、経済的な相談、社会参加、復職など、地域で暮らしていくために必要な様々な
『困ったこと』について相談にのるという、あなたの問題解決の為の援助・支援を行っています。
皆さんがより良い暮らし、より良い状況を保つことが出来ることを目指して、相談業務という形で、
患者さんとご家族の方を支えていく仕事です。

【あれこれ指導されるの?】
 いいえ。
 改善するのは状況であって、あなたではありません。
 単に個人の側に問題があるとは考えません。様々な社会福祉サービスを利用することによって、
それまでと同様の生活を続ける事が出来るように、いろいろなサービスを組み合わせていきながら、
生活の向上を目指します。

【相談するのに料金がかかるの?】
 いいえ。
 いつでも気軽に声を掛けて下さい。問題の解決の糸口を一緒に探していきましょう。

 良かったら、相談してみて下さい。ひとりで思い悩んでいるよりも、ソーシャルワーカーと一緒に
考えてみると、違った方向が見えてくるかもしれません。あなたの望みや意見をちゃんと聴き、
周囲の人たちに伝え、それらが実現出来るようにするために、ソーシャルワーカーがお手伝いします。