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| 2005年1月号 |
| 院長より |
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昨年末にご協力いいただいた「混合診療の解禁」に反対する署名運動の結果、当院だけでも また昨年末は例年と比較して暖かい日が多く、インフルエンザの大流行はまだ起こって |
| 心の葛藤 |
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| 薬 膳 |
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使われましたと言われています。この「薬膳」、言葉自体は新しいのですが、中身は長い歴史を持って います。皆さんも一度は「薬膳」という言葉を耳にされたことがある方が多いのではないでしょうか? 今回は、この薬膳について考えてみたいと思います。 【薬膳の起源】
【日本における薬膳】 日本人は、古くから薬草や薬になるようなものを、日常の食生活の中に取り入れて食べる習慣が その一つが節供の発想で、すべて季節の分れ目に設定してありますが、それらの日は体調を 【節供の発想とは?】 として服用されてきました。山椒や肉桂、桔梗、甘草などが入っており、保温や健胃、強心などの 効能があると考えられています。 ●一月七日 にはせり、なずな、ごぎょう、はこべら、仏の座、すずな、すずしろといった7草の入ったおかゆを食べて、胃腸の調子を整えます。そして、春からの田植えに備えたと言われています。 この7草には解毒作用や消化能力を高める効果があると言われています。 ●三月三日 はひな祭りで、甘酒を飲みます。発酵食品のため、酵母や麹菌、乳酸菌などが含まれており、整腸効果が高いそうです。なぜ、女の子にもこの甘酒を飲ませるかというと、厄払いをするため だと言われています。酒には悪い霊を追い払う力があると信じられていたからです。 ●五月五日 は、菖蒲の節供であり、ショウブ湯に入り、ヨモギを入れたちまきや柏餅を食べます。ヨモギには滋養強壮や解毒作用があり、カロチンやビタミンCも多く含まれています。
●七日七日】は七夕で、農業の節供として考えると、炎天下で田の草取りなどの重労働をしなければ ●九日九日 は菊の節供で、この前後が稲の取り入れの最盛期であり、農家にとっては、一年中で最も忙しい時期です。疲労も頂点に達する時であり、この節供には菊の花を酒に浸して飲み、菊の花 の酢のものやお浸しを食べました。菊の花には鉄分やビタミンB1、ビタミンCが多く含まれており、 血行を良くしてくれるため、疲労が早く回復すると言われています。 このように「節供」の習わしをとってみても、日本人は体調を崩しやすい季節の変わり目を乗り切る
【すぐに実行できる薬膳】 例えば、当たり前の話なのですが、健康を維持するために1日3食決まった時間に決まった量を 新しい年がやってきました。皆さんもこの時期に、もう一度、自分の食生活について考えてみては |
| アトピー性皮膚炎 |
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【アトピー性皮膚炎とは?】 一般的にアトピー体質と言われる人にいろいろな刺激が加わって生じる湿疹です。痒みが強く、 年齢によって現れる症状が異なり、乳児では顔面・頭部が赤くただれて湿性の場合が多く、成人では 主に関節屈側に丘疹(盛り上がった湿疹)となり乾燥している状態が多いが、人により症状は様々で、 症状により軽微から重症まで分類されています。 アトピー性皮膚炎による分類 重症・・・症状が重症化して、日常生活が不可能な状態を指します。 顔面のむくみとジクジクした紅斑や丘疹が多発し、 細菌感染(黄色ブドウ球菌)等の合併症も起こる可能性が あります。 中等症・・ジクジクしかけた紅斑や肌が魚の鱗状になったような症状を 主体とした状態を指します。 軽症・・・皮膚の乾燥と軽い紅斑、肌が魚の鱗状になったような症状を 主体とした状態を指します。 軽微・・・炎症や紅斑はほとんどなく、皮膚の乾燥を主体とした状態です アトピー性皮膚炎で患者さんが最も苦しめられる症状は「かゆみ」です。 特に子供は我慢することができず、かきこわして血が出るまで引っ掻いてしまいます。自分で引っ掻く ことのできない乳児期などは、母乳を飲む時にお母さんの乳房にこすりつけて、または抱っこされて いる時にお母さんの服にこすりつけて掻いています。 【かゆみはどんな時に起きる?】 ●布団にはいるとかゆくなる? お風呂の入ったり布団に入って身体が温まると、途端にかゆくなります。 これは、皮膚が温められて、かゆみ神経がかゆみを感じやすくなるためです。また、仕事や遊びに熱中 している時はあまりかゆくないのに、ほっとしている時にかゆみを感じやすいということがよくあります。 夜、眠る前が一番かゆいと訴える患者さんが多いのは、布団に入って身体が温まるのに加え、 まどろみ始めて緊張がゆるむため、かゆみが倍増していると考えられます。 ●ストレスでかゆくなる? 遊びや好きなことに熱中している時はかゆくないのに、勉強したり人前での発表など嫌なこと、イライラ することがあると、とてもかゆみが強くなります。受験が近づくとアトピー性皮膚炎が悪化し、合格すると 急に軽くなるというのはよくある話です。ストレスはかゆみを悪化させる大きな原因と考えられています。 ●季節によってかゆみの程度が違う? アトピー性皮膚炎には季節性があるといわれています。 夏場に悪化する人もいれば、冬場に悪化する人もいて、かなり個人差がみられます。 冬に悪化するタイプ・・・寒くなると、肌の乾燥がますます強くなるため、かゆみが ひどくなります。 夏に悪化するタイプ・・・汗をかくと、それが刺激になってかゆみがひどくなります。 また、夏場は細菌が繁殖しやすくなり、細菌によって皮膚の炎症が悪化すると かゆみが強くなります。 次回はアトピー性皮膚炎の治療法をお話しします。 |